『大江戸RPGアヤカシ』とは?
江戸には「転寝師」と名乗る者たちがいる。 なんでも、人にとり憑く「妖(あやかし)」を、金ずくで依頼を受けて、人知れず祓(はら)うという。 妖しくも美しい世界「江戸」。プレイヤーは「異界」よりあらわれし「妖(あやかし)」のもたらす怪談を解き明かす「転寝師」となって江戸の町を駆けめぐる……。 『大江戸RPGアヤカシ』は革新的なシナリオ作成システム、物語的なキャラクター作成、詳細で完全な江戸の説明と、まさに江戸ファン待望の本格TRPGです。
ごあいさつ
『大江戸RPGアヤカシ』は2008年8月29日に発売されたテーブルトークRPGです。システムは『ナイトメアハンター=ディープ』で使用したシステムをもとに作られていますが、さらに遊びやすく作り直したものです。この作品は、当初、『ナイトメアハンター=ディープ』のサプリメントとして制作されていましたが。作者自身が【江戸という世界がもつ魅力】にとり憑かれ、また、鈴木銀一郎先生のご支援もいただき、サプリメントの枠を越えて単一の作品としても遊べるように作られました。一般的にゲームのなかのエドといえばサムライ・ゲイシャにヨウカイ・オバケといったジャポニズムを、ありえないような極彩色のライトテイストで表現するものです。ただ、この『大江戸RPGアヤカシ』のなかでは、今では忘れ去られてしまったような、教科書にも載らない、身分や職業の人たち、そのなかであったであろう現実の幻想を描こうという意欲作でもありました。多少、TRPGとしての誇張はありますが、【現実の幻想を描く】という意味では『TRPGのセッションが文化文政の世にあっても不思議ではない時代小説の世界になる』というTRPGらしからぬ虚構制作作品になったと想います。残念ながら現状、雑誌・書籍の展開は休止せざるえなかったのですが……。作者の僕自身が、このちっぽけなHPをそっと続けていくことで、この【江戸の幻想】をずっと抱き続けていければと思っています。この『大江戸RPGアヤカシ』を楽しんでくれる皆さんが、ちょっと思い出したときにでも開いて見ていただければ幸いです。これからもよろしくお願いします。……たいへん長くなりましたが。取り急ぎ。
平成二十二年冬庚寅辛未 小林正親 机下
